こんにちは、アサノあきらです。
最近、マスコミによる「情報操作」問題が
クローズアップされています。
『 Yahoo(ヤフー)のメイン・サイトで問題発見!! 』
★★★★★
○ 本号外は、Yahoo世論調査についての論評です。
お急ぎの方は、
(3)Yahoo アンケートの矛盾点
ここをクリックするとすぐ読めます
からおよみください。
★具体的問題が一読して分かります!
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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の中に
★安倍晋三の本当の人気★
という
Yahooサイト内「自民党総裁選に投票」コーナーへのリンクがあります。
これをクリックすると
「Yahoo!みんなの政治」サイトの中に設定された
「自民党総裁選に投票できるなら、どの立候補者に投票しますか?」
という質問に対するアンケート結果が表示されます。
06年9月17日19時 時点の結果は次のとおりです。

↓ ↓ ↓ ここから
Yahoo!みんなの政治
自民党総裁選に投票できるなら、どの立候補者に投票しますか?
2006年09月08日より 計12376票
麻生 太郎 54% 6654 票
安倍 晋三 16% 1862 票
谷垣 禎一 32% 3860 票
↑ ↑ ↑ ここまで
▽ 今、日本中のマスコミ報道が安倍晋三氏が圧倒的有利、と
報道し続けているにもかかわらず、上記Yahooのリアルタイムの読者投票
では、麻生氏が54%の票を獲得して第一位。次いで谷垣氏。
安倍晋三氏は最下位。
しかも安倍氏の得票率はわずか16%です。
私は、この投票結果を9月15日から毎日観察していて、3人の得票は
徐々に増えていますが、上記得票順位は変わりません。
得票率もおおむね同じです。
自民党総裁選が話題になってから現時点まで、日本のマスコミでは
「国民に最も人気があるのは安倍晋三氏だ」と判で押したように報道され
ていて、
自民党内でも麻生太郎や谷垣禎一両氏は、形だけのライバル候補であり、
まるで当て馬のように扱われています。
にもかかわらず、上記リアルタイムの読者投票では、マスコミ報道と
まったく逆の結果が出続けているのです。
これはなぜでしょうか?
上記リアルタイム投票が事実を曲げているのでしょうか?
それとも、巷間言われているように、マスコミ全体が情報操作をしている
(つまり、「世論は、圧倒的に安倍総裁に賛成している」という不実の情報
を流している)
のでしょうか?
▽ この、Yahooのリアルタイムの読者投票について、これからお話しする
とおり、「Yahoo!みんなの政治」サイトの記事をよく見ると、
真情報の見分け方、今はやりの情報操作問題などについて、いろいろ考え
ることが出来ます。
丁度よい題材なので、これについて「考えるヒント」を今回は提示させて
いだだきます。
(2) Yahoo 学生対象アンケートの信頼性
ところで、上記「Yahoo!みんなの政治」サイトに自民党総裁選について、
学生559人からアンケートを取ったコーナーがあります。
政治に興味のある学生559人が考えた
「日本の未来」
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クリックで画像が見れます
ライブ画像はこちら⇒(削除されたようです)
http://seiji.yahoo.co.jp/feature/sousaidaihyousen06/part2/chosa/gakusei.html
この結果について円グラフが掲示してあって、同サイトの見解は
「学生559人に意識調査を行った結果、次期自民党総裁にふさわしい人は
全体の40%の票を得た安倍議員が一位となった。
安倍議員をふさわしいと思う理由を見ると小泉改革路線を引き継いで欲し
いという声が多いことが言えそうだ。 」
と書いてあります。
▽ しかし、このとおり安倍晋三氏が40%もの票を獲得したというアンケ
ート結果を、大々的にアピールしている「Yahoo!みんなの政治」サイトと
しては、前記リアルタイム投票コーナーの、これとまるで正反対の結果
(集計途中ですが)をどう説明するのでしょうか?
リアルタイムの読者投票は、今も時々刻々投票されているものであり、
いい加減なものとは言えないでしょう。
しかも、リアルタイム投票を実際にやってみると分かりますが、同じ
パソコンから2度投票すると、2度目には
「 一度投票しているので、受け付けられませんでした。」
と表示されて、2重投票できない仕組みになっています。
つまり、そのように自動化されているという点から見ると、人手を使った
アンケート調査より信憑性が高いともいえるのです。
▽ ということは、学生からのアンケート結果の方が、アンケートとしての
信憑性が低いということになるのでしょうか?
リアルタイムの読者投票を上記学生投票とを比べた場合、人為操作を排除
して公平に行えばこれだけ極端に違うということは通常ありえません。
(このことは、この種の投票やアンケートの意味について、逆に考えて
みると、分かりやすくなります。
つまり、もしも、無作為の公平な投票結果であるにもかかわらずそういう
極端に相反するような2つの結果があり得るならば、この種の投票自体が
無意味ということになってしいますよね。)
それでも敢えて、人為操作がないのに極端な違いが出る可能性のある
ケースを考えると、投票総数がきわめて少ない場合くらいでしょう。
しかし本件の場合、学生投票の総数が600人であり、リアルタイム投票
の投票者総数がすでに1万件を越えているのですから、投票総数としては
十分ということになります。
ですから、やはり、どちらかの集計に、になんらかの欠陥があるという
ことになるでしょう。
(3) Yahoo アンケートの矛盾点
つぎに、「Yahoo!みんなの政治」サイトにはYahooサービスという
コーナーがあって Yahoo!リサーチというアンケート結果のページが
あります。
(時刻によってメインページの目次に表示されないこともありますが、
下記の「ライブ画像」アドレスで見ることができます)
『 Yahoo!リサーチ
格差問題の意識調査レポート 』
の中味は3ページあります。
第1ページ:
『 注目される格差の問題、働く世代はどうとらえてる』
保存画像はこちら⇒
クリックで画像を見れます
ライブ画像はこちら⇒(削除されたようです)
http://research.yahoo.co.jp/monitor/data/200606differentials.html
第2ページ:
『 格差社会にはっきり「反対」は24% 』
保存画像はこちら⇒
クリックで画像を見れます
ライブ画像はこちら⇒(削除されたようです)
http://research.yahoo.co.jp/monitor/data/200606differentials_02.html
第3ページ:
『 投資には積極的な格差容認派!? 』
保存画像はこちら⇒
クリックで保存画像を見れます
ライブ画像はこちら⇒(削除されたようです)
http://research.yahoo.co.jp/monitor/data/200606differentials_03.html
です。
▽ そこでまず、
(3−1)第1ページ
『 注目される格差の問題、働く世代はどうとらえてる』
(クリックで保存画像を見れます)
の右側にある集計条件について書いてある欄を見ると、

このアンケートの回答者数は、
20代の男性100人、女性100人
30代の男性100人、女性100人
40代の男性100人、女性100人
合計 600人
となっています。
(3−2)次に第2ページ
『 格差社会にはっきり「反対」は24% 』
(クリックで保存画像を見れます)
のいちばん上の見出し項目
『 格差社会にはっきり「反対」は24% 』
の文中に描いてある円グラフ「あなたは格差社会に賛成?反対?」を
ご覧ください。

これによると、
(賛成者合計) 賛成 23% つまり600x0.23=138人
(反対者合計) 反対 24% 600x0.24=144人
(わからない者合計)
わからない 53% 600x0.53=318人
ということになります。
▽ 次に2番目の見出し項目
『 上昇志向の強い20代、経済的な安定を求める40代? 』
の文中に描いてある円グラフ
『 賛成・反対 年代別グラフ 』
を見て
20代、30代、40代の回答者の内訳人数を算出してみましょう。

各世代とも、回答者総数は200人ですから、内訳人数は、下記のとおり
となります。
20代
賛成 40% 80人
反対 29% 58人
わからない 31% 62人 合計200人
30代
賛成 27% 54人
反対 35% 70人
わからない 38% 76人 合計200人
40代
賛成 33% 66人
反対 36% 72人
わからない 31% 62人 合計200人
▽ つぎに、上記20代、30代、40代の内訳人数を
「賛成」、「反対」、「わからない」
の各項目ごとに合計してみます。
そうすると、
「賛成」は
(20代)80人+(30代)54人+(40代)66人=200人
となって、前記 円グラフ「あなたは格差社会に賛成?反対?」の
(賛成者合計) 賛成 23% 138人
と一致しません。
これは変ですよね。当然一致しなければならないのに・・・。
また、
「反対」は
(20代)58人+(30代)70人+(40代)72人=200人
となりますから、前記の
(反対者合計) 反対 24% 144人
と一致しません。
さらに、
「わからない」は
(20代)62人+(30代)76人+(40代)62人=200人
となりますから、やはり前記の
(わからない者合計)
わからない 53% 318人
と一致しない、という結果になってしまいます。
(20代、30代、40代それぞれの賛成者、反対者、わからない者の
人数を串刺しにして合計した結果がみな200人ぴったりになる、という
のも不自然ですが・・・)
○★ つまり、
「 Yahoo!リサーチ
格差問題の意識調査レポート 」
は、明らかに「おかしい」ということになりますよね・・・?
(4) 「 Yahoo!リサーチ
格差問題の意識調査レポート 」
の内容について、もうひとつ指摘させていただきますと、
第2ページ
『 格差社会にはっきり「反対」は24% 』
(クリックで保存画像を見れます)
の、2番目の見出し項目
「 上昇志向の強い20代、経済的な安定を求める40代? 」
に書いてある記事も、
下記(※3)から(※6)部分は、意味の分からない、怪しい文章です。
↓ ↓ ↓ ここから
(見出し)「上昇志向の強い20代、経済的な安定を求める40代?」
賛成・反対・わからない、「わからない」という意見がもっとも多かった
30代が、迷いの多い世代だとすると、20代と40代の答えからは意見の違い
が読み取れます。(※1)
20代でいちばん多い賛成の意見には、「がんばって稼いでリッチになりた
い」という上昇志向の強さが表れており、逆に40代では教育や、住宅の
ローンなど、経済的な責任が重くなるケースが多いためか、反対の意見の
ほうが多くなっているようです。(※2)
「厚生労働省が発表した、平成17年の「国民生活基礎調査の概況」の
データからもこのような経済的状況が裏付けられます。(※3)
世帯主の年齢別の1世帯当たりの平均所得金額は、40代が729万5000円、
30代が560万円、最も低いのは29歳以下の301万6000円となっています。
(※4)
ところが世帯人員で1世帯当たりの平均所得金額を割った、1人当たりの
平均所得金額をみると、30代が177万7000円で上述の1世帯当たりの平均
所得の31%分、29歳以下が158万8000円で52%であるのに対し、
40代は200万5000円で27%と、40代の1人当たりの所得はだいぶ減って
しまいます。(※5)
長引く不況のなかで経済活動を続けてきた40代にとって、格差という言葉
には心理的な抵抗をもつ人が多いのも大きな理由なのでしょう。(※6)
」
↑ ↑ ↑ ここまで
(※4)が平成17年の「国民生活基礎調査の概況」のデータのようですが
このデータから世帯人員1人当たりの平均所得金額を算出した(※5)の
記述は、何を言っているのでしょうか?
意味が分かりにくいですね・・・。
少なくとも、
(※5)の記述から(※3)や(※6)に書いてある結論は
出てこない
のではないでしょうか?
今回の実例で、
「情報とは
そもそも、ホントなのか?
私たちにとって、本当に必要な情報とは、どんなものなのか?
情報の、その本質とは?
情報の真偽はどうやって見分ければよいのか?」
など、
いろいろ考えるヒントにしていただければ幸いです。
ご愛読ありがとうございます。
アサノあきら