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「リアル投資学!」06.05.27
『 6月1日 駐車禁止強化!!
それで、空き巣が激減する理由とは? 』
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6月1日 駐車禁止強化!!
それで、空き巣が激減する理由とは?
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こんにちは、アサノあきらです。
★★★★★
今日の話は、
>>> 来月施行される「1分駐車も禁止法」の目的は、
ホントのところ何なのか?
<<<
のつづきです。
★★★
最後に
※○ ほんとに価値ある「ノウハウ」とは・・・?
※○ 価値ある情報は、得てして情報の裏読みにあり!
という話もいたします。
。。。。。。。。。。
「1分駐車も禁止法」は、国民の仕事や生活上に絶対必要な「車の駐車」
を容赦なく禁止するに近い、考えようによっては、ずいぶん過激な
(現実的な矛盾がいっぱいの)法律ですよね。
たとえば100%同法を厳守実行したら、もともと不足している駐車場は
常時満車になるはずで、そうなると、ドライバーが車から降りられる場所
が無くなってしまいます。
これでは、車を使わざるを得ない仕事はお手上げ。社会的経済的に大打撃
を受けることにもなりかねません。
▽ では、そこまで大きな矛盾を抱えながらも、思い切ってやることに
なった改正の、真の狙いとは・・・?
交通渋滞解消・事故防止効果は、もちろん期待できるでしょうが・・・、
それだけではありません。
実は、空き巣を始めとする、ほとんどあらゆる犯罪予防と解決のために
良い効果があるというのです。
ここまでが、前回の話でした。
。。。。。。。。。。
今日のお話は、その理由です。
○ 1分駐車を禁止すると、なぜ防犯に役立つのか?
▽ それを知るために、空き巣狙いに絞って、その実情を見てみましょう。
警視庁のデータによると、侵入窃盗に占める空き巣の割合は、平成17年
は63%ですが、平成13年は56%、平成14年は60%、平成15年
は56%、平成16年60%でしたから、その割合は増加しています。
しかも、侵入窃盗の場所別発生状況は住宅が71%と、圧倒的です。
(その内訳は、一戸建て住宅 26.4%、
中高層住宅(4階建て以上) 16.8%、
その他の住宅 27.8%
となっています)
※「その他の住宅」とは「一戸建て住宅」「中高層住宅(4階建て以上)」
以外の住宅で、3階建て以下の共同住宅、テラスハウス等をいいます。
▽ 一般住宅の被害が多いので、空き巣対策の具体的方法は、テレビや
インターネットでも盛んに採り上げられています。
前記、警視庁や大阪府警のホームページにも書いてありますので、ご覧
くださいね。
警視庁HP、空き巣の防犯対策 (保存版)
⇒ こちらをクリック
リアルタイム版 ⇒
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/ppiking/akisu.htm
大阪府警察HP広報 (保存版)
⇒ こちらをクリック
リアルタイム版 ⇒
http://tinyurl.com/ho364
○ いよいよここから、あまり公開されていない空き巣の手口についての
話です。
(もちろん、住民の防犯のための話ですから、ドロちゃんの仕事に役立つ
ような話は出てきません)
私が語るスタイルですが、信頼すべきソースからの話であって私が事実を
全部確認したわけではありません。
事実関係については、皆さんご自身で考えて納得されるところを採用して
いただくようお願いしますね・・・。
▽ さて、空き巣が住宅内に侵入するやりかたです。
都市部や住宅やマンション・アパートの多い街でよくある事例です。
空き巣は意外と昼間が多いのです。
足許の悪い夜間より、昼間は仕事がしやすいということもあるのでしょう
か・・・。
白昼、家人の不在を狙って、ガラス窓などから侵入します。
夫婦共働きや少子化にともなって、昼間は、カラ留守にする家が多くなっ
ているので、空き巣のターゲットに事欠かないのでしょう。
(1)家人の不在を確かめる。
この方法はいろいろ言われていますが、空き巣は通常数人のグループ
です。
そのうちの1人が、ターゲットの家のインターホンやチャイムを鳴らしま
す。
応答がなければ、時間をあけてこれをくり返し、不在らしいとなれば
侵入するわけです。
家人が応対に出ると、在宅ということで犯行をしません。
▽ 家人が応対に出たときの、犯人の対応は?
というと・・・、
よく、「ピンポンダッシュして逃げる」などというのは、嘘です。
白昼、小学生でもない大人がそんなことをすれば、通行人に怪しまれて
通報され直ぐ捕まってしまうでしょう。
では、彼らはどう反応するか?
ちゃんと家人が応答した場合の言葉を用意しています。
「オタクの屋根の鬼瓦が傾いていますよ。危ないから、知らせました」
とか「塀が壊れてますよ」などと、チャイムを鳴らした口実を言って去る
のです。
実際は瓦は正常でもかまずそう言うわけです。
塀が壊れているなどと言うことも、余計なお世話なのですが・・・。
▽ この様子見のことを「当たり」をつけるというらしいのですが、
当たりのやりかたは他にもいろいろあるそうです。
なかでも、一番多い、当たりの口実が、なぜか
「この近所で工事をやるので、自動車が行ったり来たりします」
「駐車することもありますから、通報したりしないでください」
という言葉なのだそうです。
でも、この言葉、不自然ですよね。
彼らの服装は、一様に建築工事か道路工事関係者の作業服を着ているの
ですが、本物の建築業者さんは、工事着工前に工事の内容について説明し
て回ることはあっても、工事をやるその時に「自動車が行ったり来たり」
するなどと言いに来ません。
門前に道路があれば、日常いつでも、車は行ったり来たりしているの
ですし・・・。
駐車にしても、これまでは普通、工事現場の前に駐車して工事をやるのが
当たり前で、わざわざ隣近所に断ったりしませんよね。
しかも、実際、声掛けをされたあと門前に出てみれば、工事なんか全然
やってないのです。
このとおり、言われた方がじきに「ヘンだな」と気づくような、いい加減
な声掛けです。
▽ 実は、声掛けの口実が、工事関係者が使う言葉になるのには訳があるの
です。
。。。。。。。。。。
彼らが空き巣を実行するときは、白昼通行人の目をたぶらかして、堂々と
施錠してない門扉を開けたり、人目につきにくい低い塀や門扉を乗り越え
て敷地内に侵入するのです。
一旦、塀や垣根の内部に侵入してしまえば、そのあとは彼らの天下。
塀や植え込みが、通行人や近隣の目を遮断してくれるからです。
ガラスを小さく破って内側の施錠を外したり、ドア錠をピッキングなどで
破ってらくらく犯行に及ぶというわけ。
日本の家は2000年頃まで、空き巣などが少なかったせいでしょうか、
門扉は昼間施錠しない家がほとんどです。
ラッチ(落としがね)を掛けて安心しているのが普通です。
建物のカギはしっかり掛けても、門扉の錠前は掛けない。
もし門扉の鍵をかけることがあっても、門扉や垣根や塀がカンタンに乗り
越えられる。
こういう家が多いのです。
▽ 彼らが、人目を気にせず、留守の家を確認して敷地内に侵入し、さらに
ガラス窓やドアを開けて住居内に入るためには、
(1)住人が居るか居ないかを確かめるためにチャイムを鳴らして話しかけ
ても、その行為を通行人に怪しまれない必要がある。
(2)留守らしいと分かったら即座に門扉のラッチを勝手にあけて敷地内に
侵入する行為を、通行人や、近所の住民に目撃されても怪しまれないよう
にする。
(3)窓やドアを破壊する音が聞かれた場合でも、ありふれた修理工事など
をしているかのようにカモフラージュして取り繕えればさらに好都合だ。
これらの条件をクリアするために、彼らの服装は、建築工事関係者のよう
な作業服スタイルということになります。
「当たり」役の男も、作業服を着てインターホンから声掛けをやる。
それで、口に出す言葉も、建築工事や建物修理の話ならつじつまが合うの
で都合がよいわけです。
それにしても、当たり行為で口に出す話が、よく考えると不自然ですが、
家人が在宅となればその場を離れて逃げるのですから、そんなことは
どうでもよいのでしょう。
○ それより、上記「車が行ったり来たりします」というせりふが、事例と
して多いことに注意すべきかも知れません。
この、誰が考えても不自然なせりふが、何年も前からくり返し使われて
いるのだそうです。
つまり、複数の空き巣グループが同じセリフを言う。ということは、
或るグループで働いていた者が、別のグループをつくり、そこからまた
別のグループが出来て増殖しているのではないか、ということです。
▽ さて、空き巣グループの特徴は、単独犯のこともありますが、しばしば
「当たり」担当の他、数人でグループをつくっている。
白昼、門扉や塀をあけたり乗り越えたりして侵入する。
もちろん、門扉などがなければ、いきなり人目に付かない窓や、ドア口
から侵入するわけですね。
数分の短時間で侵入して、数分から数十分で犯行を終わり、逃走する。
この逃走手段が車なのです。
▽ 彼らは、建築関係の作業服を着て靴はスニーカー。時にタオルを首に
巻いていたりします。
このタオルは、防犯カメラに備えて、敷地内侵入後、覆面に使ったりする
らしいです。
そのような服装で、電車やバスに乗れば目立ちます。
ホンモノの職人さんは、通常現場で作業服を着替えるか、
そうでなければ、下請会社毎に、自社のワゴン車などに相乗りして
現場に通いますからね・・・。
そこで、空き巣グループは現場へ来るときも、犯行後に逃走するときも、
車を使うということになるわけです。
▽ 車を使う理由は他にもあります。
行き当たりばったりの「当たり」をやるのですから、当たって見た結果、
在宅ばかりのときは、当然仕事ができません。
不在の家を早く見つけだして侵入するには、短時間で場所を移動する必要
があります。それで、どうしても車が必要になります。
○ 初めにお話しした当たり行為をやる間も、ターゲットの家の前の道から
ちょっと離れた、比較的駐車の多い道路などに彼らは車を止めていたり
するのです。
「1分駐車も禁止法」施行によってその駐車が出来なくなったら、どう
いうことになるでしょうか・・・?
(1) まず、一般人の路上駐車自体が、すでに激減しつつあり、街の様子
を見ても、ドライバーは駐車に神経質になっています。
ですから、施行後は路上駐車が減れば減るほど、違法駐車車両が目立つ
ようになります。
ドライバーの心理として、自分が違法駐車をしないように神経を使うよう
になればなるほど、他人の違法駐車が気になるということがあるかも知れ
ませんしね・・・。
こうして、一般市民の目が路上駐車車両に向く、という防犯効果は
いろんな意味で大きいと見られます。
空き巣狙いも、自分の車の違法駐車摘発を気にせずに、大胆に仕事を
やってはいられなくなる筈です。
(2)「1分駐車も禁止法」によれば、車を離れただけで、運転者がその場
に戻らなくても車やナンバープレートの写真を撮られ、車の所有者が
放置違反金を支払わなければなりません。
近隣で空き巣などの事件があれば、駐車時に何をしていたかなどと、
持ち主が事情聴取されることもあるでしょう。
そればかりでなく、事件通報と同時に近隣に駐車している車は、即、尋問
されて、通報が早ければ、その場で被疑者逮捕ということにもなるで
しょう。
「1分駐車も禁止法」施行後は、駐車車両の数が激減してくるのですから
現状にくらべて、これはカンタンです。
▽ 犯行に使われた車が写真を撮られ、ナンバーも中央のコンピューターに
登録され、データベース化されるということは、先々にわたって、防犯の
「超強力な」武器になります。
そのとき、犯行がばれなくても、くり返し同じ「仕事」をやっていれば、
データが蓄積されて嫌疑が強まり、検挙につながる。
また、一旦ひとつの犯行が明らかになれば、同一車両の動きを追っていく
ことで、その他の犯行も発覚しやすい。
▽ ついでにいいますと、都道府県道や高速道路に設置してある、
Nシステムと呼ばれる機械があります。
これは、オービスなどと呼ばれるスピード違反取り締まり機械に似た
機械装置ですが、走行する車のナンバーを常時撮影することのできる
装置です。
このシステムは、盗難車両や手配車両の発見に役立つ装置で、最近は
デジタルカメラで鮮明に撮影され、ホストコンピューターに集められて、
光ディスクにデータベース化され保存されているそうです。
このシステムと「1分駐車も禁止法」がコンビを組めば、犯罪関係車両の
動向は今より格段に早く、正確にキャッチされて、事件解決に結びつくの
ではないか、というわけです。
○ 去年はなぜ都内の空き巣が激減したのか?
警視庁は03年(平成15年)から「犯罪抑止対策」を実行していますが
昨年はその前の04年より空き巣狙いが22%(つまり4分の1近く)も
減りました。
警視庁HP、侵入窃盗・空き巣状況 (保存版)
⇒ こちらをクリック
リアルタイム版 ⇒
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/seian/ppiking/ppiking.htm
によると、都内における空き巣の認知件数と対前年比の減少数は
平成14年21,123件
平成15年17,797件(−3.326件、17%減)
平成16年15,620件(−2,117件、12%減)
平成17年12,150件(−3,470件、22%減)
となっています。
平成15年と16年の減少割合が、17%と12%だったことに比べると
平成17年は大幅に減少しています。
この理由のひとつに、今年6月施行の「1分駐車も禁止法」の予備段階と
して、去年6月9日の公布直後から、都内では実際に違法駐車取り締まり
が極端に厳しくなったことがあるのではないでしょうか。
。。。。。。。。。。
○というわけで、
6月からの「1分駐車も禁止法」施行によって、空き巣を始めとする
侵入盗がさらに減少するでしょう。
また他の犯罪も、駐車が直接的にせよ間接的にせよ関係するので、
違法駐車が減少すれば、同様に防止効果が期待されるということに
なるわけですね。
★ 速報! 07年空き巣・激減! ★
警視庁ホームページ
侵入窃盗・空き巣状況 (保存版)
⇒ こちらをクリック
によりますと、07年(平成19年)1月〜6月について、06年(平成18年)
6月の「1分駐車も禁止法」施行前の同時期より空き巣が40.7%も
減少しました。
以下 同ホームページより引用。
↓ ↓ ↓
平成19年上半期(1月〜6月)の傾向(空き巣)
都内における侵入窃盗認知件数の推移
平成19年上半期(1月〜6月)の都内における侵入窃盗の認知件数は
6,409件で、昨年同期に比べ2,935件(-31.4%)減少し、中でも空き巣は
3,406件で、昨年同期に比べ2,334件(-40.7%)減少しました。
侵入窃盗のうち空き巣の占める割合は53.1%となっています。
↑ ↑ ↑
引用ここまで。
。。。。。。。。。。
▼▼▼▼
ところで、
※○ ほんとに価値ある「ノウハウ」って、何でしょう・・・?
前回お話ししたとおり、
(⇒http://www.tos1.com 既刊・エッセンス 2006/05/13号)
マンション投資をする場合に、物件本体の防犯性能と共に周辺環境の
防犯性能がよい物件は、入居時のセールスポイントとなるばかりでなく、
実際問題として空室率が少なくなって採算上有利です。
そのときにお話しした理由によって、
オートロック装備というような表向きにいわれる防犯システムだけでは、
賃貸経営上メリットの高い、実力のある防犯は必ずしもできません。
防犯を、世間で知られている方法以上に強力に、しかもお金を掛けずに
実現するノウハウは、表だった防犯情報の中には、なかなか見つからない
ものです。
むしろ、たとえば「1分駐車も禁止法」のように防犯とは直接関係がない
ような意外な情報をよく見ていると発見できることがありますね。
▽ 誰でもそっくりそのまま使えるような「ノウハウ」は、一旦流してしま
うと流通が早く、稀少価値のあるノウハウではありえない、のです。
特に、防犯スキルのノウハウは、その目的から言って、本質的なところを
賊に見破られないのが最善ですから、もっとも個性的でなければなりませ
ん。
ですから、他とは違う物件毎の個別の条件を活かして、メリットを創り出
す方法がノウハウというものですね。
このことは、不動産投資や株式投資に限らず、起業やお金儲けのノウハウ
にしても、あらゆるノウハウに共通した条件でしょう。
。。。。。。。。。。
※○ もう一つ付け加えますと、
価値ある情報は、得てしてその情報の裏側にあるということ。
その訳は、
(1)価値観の多様な、複雑な情報のあふれかえる現代では、表っ面の情報
は真実でないことも多い。情報の裏側にこそ真実が隠されている。
(2)今日の話で「1分駐車も禁止法」の裏をお話ししたように、とりあえ
ず裏を読んでみる。
そうすると、その裏読みした事実の真偽とは別に、裏を読むことそのもの
に、読者がユニークなアイディアを獲得するヒントが隠されていることが
ある。
からなのです。
ですから、情報の裏読みをするには、情報を一旦素直に受け止め、自分の
リアルな生活体験をもとに、もういちどはてな? と考えてみるとよいの
です。
裏読みという言葉の「意味深(イミシン)」な感じとは裏腹に、
そのような誰でも出来る簡単な習慣に、裏読みのヒケツがあるように
思われます・・・。
アサノあきら